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コラム アーカイブ

2007年11月25日

永観堂ライトアップ / 学園祭

寺社の参拝とはおよそ非日常の空間を味わうひとときだと思うが、生まれも育ちも就職先もお寺の私にはそれはむしろ「日常」である。昨夜は永観堂のライトアップを訪ねたのだが、色づいた紅葉に「わぁ綺麗」と酔うよりも、庭園の作り方・見せ方、ライティングの技術等々が気になる。いわゆる職業病というやつだろうが、しかし永観堂はその紅葉の美しさが有名な寺院、学ぶところは多い。いかにして参拝者に満足してもらうか、どうやって大勢に来てもらうか、勉強させてもらった。そして、多少意外ではあったが、私自身も楽しんだ。坊さんの中には、非日常を味わえぬ寺社仏閣めぐりに興味をもたない人もいるが、「同業他社」(笑)を自らの足で歩いて知ることは重要だと思う。素晴らしいひととき。ありがとう永観堂。

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2007年11月29日

「真空地帯」

かつて高校時代に敬愛した日本史の先生に薦められて野間宏の「真空地帯」を読んだ。第二次大戦中の軍隊生活の凄惨さを「真空地帯」というタイトルに例えて描いたこの小説は、ひたすらに陰鬱な軍隊の実体を暴き、今なお私の心に鮮やかな印象を残している。日本史の先生は、確か戦後間もないころに生まれた人だったが、何を思ってこの著作を薦めたか。二度と過ちを繰り返さないためか、あるいは、戦争という極限状態の中での人間の狂気を教えるためか。いずれにせよ、何らかの教訓を教えるために読ませたのだろう。

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2007年12月03日

こんな夜更けまで

こんな夜更けまで本を読む。安丸良夫の『神々の明治維新』。近世から近代へと移る中で宗教はどう変容したか。まだずぶの素人であるこの分野。とにかくあらゆる情報が新鮮である。参考文献をひとつひとつ調べて、メモをしたり付箋をつけたり購入したり。明日の仕事には少々堪えるかもしれない。しかし、この充実感がいい。こういうときは仕事もなんとか乗り切れる。私のブログにしばしば登場する友人 赤松林太郎氏のブログに最近書いてあった。

「私は、口座の残高がマイナスになりながらも、寒い早朝からパリのオペラ座で安いチケットを求めて並んだ日々のことを時々思い出す。」

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2007年12月05日

さらに書籍を・・・

さらに書籍を購入。

『近世の地下信仰―かくれキリシタン・かくれ題目・かくれ念仏』
『新聞集成 明治編年史』(全15巻)

後者の全15巻がおよそ1000枚のLPとCDをはじめ書籍やらオーディオやらですっかり狭くなった部屋をさらに住みにくくするかなどもはやどうでもいい。このスピードで書籍を買い続けて果たして読むスピードが追いつくかどうかという疑問もまた愚問である。「欲しい」と望む衝動に忠実であることこそが楽しい。

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2008年01月10日

あるお坊さんのブログ

遅くなりましたが新年おめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いします。暮れから新年にかけて風邪を引き込んでしまいすっかり年始の挨拶なんて時期でもないけど一応。

ネットサーフしててふとたどりついたブログがある。「寺なし和尚 托鉢日記」。お寺を持たぬお坊さんのブログで、日々托鉢して生活されているとか。

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